専修寺とは
専修寺とは
1226年、親鸞聖人自らによって栃木県真岡市高田に建立した専修念仏の 根本道場を起源とする、真宗高田派「専修寺」。
現在は三重県津市にある「本山専修寺」を中心に、 高田派の寺院は関東別院をはじめ、全国約600ヶ寺あります。
親鸞聖人自らが関わった真宗高田派「専修寺」
真宗高田派の「都市開教」
真宗高田派は変化する生活の中の小さな問題をも受けとめ、「都市開教」と言う大きな布教理念を掲げ、寺院の務めとしての布教活動を通して、安らぎと穏やかさを提供してまいります。
真宗高田派の「都市開教」は人々が集う都市に布教教化の拠点を設け、安らぎと穏やかさを得られるような新しい取り組みによって、布教拡大を図っていくものです。生活スタイルが変化して家族のスタイルも変わり、宗教や供養に対する考え方も変わる。そこには宗教や供養の面で困窮する人々が必ず現れてきます。
「都市開教」ではこのような困窮する人々の救済も視野に入れ生活の変化に対応できる新しい寺院の経営や施設の形式の開発にも力を注いでいきます。さらに、これからの真宗高田派の寺院は布教教化にとどまらず、宗教供養困窮者の救済も積極的に乗り出してまいります。
また都市部での布教教化の展開が充実してくることによって、地方寺院を支えることができ、地方での布教教化や救済を安定的に続けることにつながります。現在地方には大きな寺院や歴史的に由緒ある寺院も多数あり、このような寺院の廃寺が日本文化の欠如になってしまうとも例外ではありません。
「都市開教」の理念は地域や貧富にこだわることなく、布教教化をしていくことの理念でもあります。