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高田派の作法㉑
「納骨」

 
 
古くは埋葬が多かったので、葬儀終了後、遺体(遺骨)をすぐにお墓に納めるのが通例でしたが、火葬がほとんどの現在では、収骨後、仏間に安置し、初七日、七七日(満中陰)などの法要をすませ納骨される場合もあり、原則としてその時期は決まっていません。お墓に納骨されるときは、お手次のお寺の住職にお願いし、ご縁のある方々と一緒にお念仏を称えることは意義深いものです。
次に、本山専修寺への納骨ですが、古来、本山への納骨は、ともにお念仏してきた人の残されたお骨を親鸞聖人のご遺骨の近くに納めていただく趣旨のものと、きわめて大切な行事として現在も続けられているのです。納骨されるときは、分骨を納骨用骨壷(高さ15cm、幅・奥行き9cmほど)にして納めていただき、正面に法名(戒名)をご記入の上、納骨堂の受付(年中無休・午前9時~午後3時)に来ていただき、申込書に必要事項(お手次のお寺の所在地、寺院名、法名など)を記入し、冥加金二万円以上を添えてお申し出いただきますようお願いします