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高田派の作法⑭「遺族のすべきこと」
 
 
ご遺体は北枕(釈迦のご入滅ににならって)に寝かせ、合掌した手には念珠(木製)をかけ、法名を胸元にいただき、顔に白布をかけます。お仏壇の荘厳は、白い打敷をかけ、灯明をともし、お線香に火をつけてねかせ、花瓶には松などの常緑のものをあげます。お手次の寺にはできるだけはやく届けます。住職がお仏壇にておくやみの読経をいたしますので、一緒にお参りください。納棺の儀は、近親者が湯またはアルコールにて拭き、さっぱりした着物にかえて納棺します。なお生前帰敬式を受けていない方はおかみそりを受け、法名をいただきます。お仏壇の近くに移し、野袈裟(ご法主ご染筆のもの)をかけます。お通夜は、いわゆる通夜勤行のあとは近親者にて和讃などつとめ、休み時間を利用して故人を偲ぶ話などにて夜半まで過ごすのが通例です。葬儀には、本尊(野仏さま)を安置し、焼香の機会が与えられますが、当流では一の字に三回焼香し、終われば念仏を三回称え、頭をさげながら二回称える作法ですので留意してください。合掌するときの念珠は、親玉が上になるようにしてください。通常、葬儀が終わると斎場で火葬されます。収骨後、本山へのお届け参りの分骨を残し、お墓に納骨します。(葬儀が終了したことの報告をお手次の寺のご本尊にするための参詣をしてください)。帰宅後の清め塩の必要はありません。中陰はお逮夜どりといって死去された前日から数え、初七日、二七日・・・六七日・七七日・百カ日と法要を勤めます。そして、一般的には七七日に満中陰の法要を勤めます。以上、地域によって葬儀にかかわる様式が異なる場合がありますので、お手次の住職に必ず相談してください。