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高田派の作法⑧「高田派のお焼香」

 
 
真宗高田派のお焼香の作法をご紹介します。
1、焼香台の前にて、ご本尊を仰ぎ見て一礼します。
2、右手指先でお香をつまみ、香炉の中の炭火または線香の火先より少し離れた箇所から横一文字に3回、急がずゆっくりと薫じます。
3、焼香が終われば念珠(ねんじゅ)を両手にかけ、ご本尊を仰ぎ見て合掌し、お念仏を3回称えて頭を下げ、かつ2回称えます。
4、ご本尊を仰ぎ、一礼して退席します。
※留意点
・お香をつまんで頭のところに高くささげて薫ずる人をよく見受けますが、その必要はありません。
・縁の深い人から順次焼香するのが通例です。
・葬儀などにてご本尊と導師の間に進み出て焼香する場合は、その前後に導師に一礼または合掌してください。
・親族でも焼香の作法が同じになるとは限りません。それは各自が日頃いただく教え(宗派)の作法に従って焼香するからです。要は、焼香によって広がる薫香を受けて、心身を清浄にして仏法にあわせていただくところに意義があるのです。