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高田派の作法⑦「念珠の作法」

 
 
合掌礼拝するときに必要な法具。それが、念珠(ねんじゅ)です。「一心に憶念するときの珠(たま)」であって、何回唱えたのかその数を覚えておく珠ではありません。ですから、数珠とは言いません。
その念珠には、一重(単連)と二重(二連)があります。総(ふさ)は、男性はひも総、女性は総だけのものを使い、糸玉のものは用いません。持ち歩く場合は、念珠袋に入れます。直接、手に持って歩くときは、親玉を上にし、総を前方にたおして、左手で持ちます。
合掌するときも、親玉を上にします。一重でも二重でも同じです。総は、一重なら左へ、二重なら弟子玉のついた総は左へ、総だけのものは右へ振り分けます。そして、必ず声に出してお念仏をとなえます。「なんまんだぶ なんまんだぶ なんまんだぶ」と三回となえます。礼拝するときは深く頭を下げます。上体を45度程度前に倒しながら、「なんまんだぶ なんまんだぶ」と二回となえます。正座し、背筋を伸ばし、心静かにおまいりしましょう。
なお、念珠を身から離す折には、直に畳に置いたりせず、たとえ紙一枚でも下に敷いてその上に置きます。親玉を向こうにし、総は中央に並ぶように整えて置きます。経本も同じく直に畳に置いたりしないようにしましょう。